『モモイハルコ秘密の日記』

ここで読んだことは口外しないでね(笑い)。


2003/12/29
コミックマーケット65のぱじゃまソフトブースにて、先行発売マキシシングル「恐竜少女」発売記念サイン会。200人限定ということで、参加してくださった方はみんな「始発で来ました」とおっしゃってました。ううう。どうもありがとう。そして数々の誘惑っつーか他のイベントやグッズもある中で、アンセブを選んで来てくださってほんとうれしいよ。整理券が取れなかった人は周りで見ててくれたりして申し訳ないなーと思ったよう。しっかしぱじゃまさんのスタッフの方がちゃんとアンセブの曲をガンガンにかけてくださって楽しいサイン会でした。コミケなんでやっぱりすごく遠くからいらっしゃった方、こないだのライブの感想をくださった方、行けなかったけど1月16日のアニメエキスポでのライブに行きます、と言ってくださる方…。今年の仕事おさめが、サイン会でよかった!! ファンの方と直接お話ができて嬉しかったです。来年もがんばるぞー!! と思ったのでした。そして、マキシシングル「恐竜少女」を買ってくださった方どうもありがとう。がんばって作った自信作なんで(*´ー`*)。なんで「恐竜」かっていうと…。このゲームのヒロインの女の子が恐竜が好き、っていう設定だったことと(うわ、これってねたばれ!?だいじょぶかな)、女の子が嫉妬する様子って恐ろしくて、破滅的で理性がなくなって、恐竜みたいに見境がなくなるっていうことと、あと、わたしの中でブームになっている「巨大化」をイメージしたからです(笑い)。ぜひまたご感想くださいね。
《Today's tune》恐竜少女/UNDER17

2003/12/24、25、27
クリスマスイブは四谷区民ホールでジェネオン&メガミマガジン合同イベントでした。サンタさんの衣装を着て「はじめてのクリスマス」を歌っちゃったよー。シークレットゲストで斎賀みつきさんが来てくださったのが嬉しかった。「2004年のアニメはどうなる」みたいな討論会のコーナーでは、業界関係者の方々、そしてあかほりさとる先生とまじめな話をすることができて楽しかったです。改めてこんなふうにまじめに話すことってないから、とても興味深かった。クリスマスには秋葉原でPS2、DC版「もえかん」発売記念イベント「萌えまくり」。わたしが声をやらせていただいた萌野命ちゃんのコスプレをさせていただきました。原画家のSCA自さんは、桃井はること仕事がしたい、と名指しでご指名くださったそうで、命たんのイメージソング「MOECOM LINX」を歌わせていただいたとき、とても喜んでくださったのが嬉しかったです。ブラスターヘッド氏がコレクションしていたゲーム基盤を売ってケロQに投資したという話を聞いてすごい、すばらしいと思った。…キョーワインターナショナルの奥ってなぜか文房具屋さんでしたよね。ありがとうございました!! 27日はヤマギワソフトとアソビットシティで、偽丸さん、UP LIFTさんと「炎のARASHI!掲示板大決戦」の発売記念イベント。ヤマギワさんではなぜかカラオケのCDが飛びまくっちゃってイベント担当のお兄さんがうなだれてました。(こんなかんじ→_| ̄|○)普段はそんなことないのに…モモーイ関係のイベントには魔物が棲む!!(笑い)。イベントは生ものー。でも2番を2回歌えたりしておトクで楽しかったよね(笑い)。ありがとうございました。アソビットさんでは今年最後の小麦たんイベントということで、インドアなところでアットホームにできて楽しかったです。ありがとうございました!!
《Today's tune》はじめてのクリスマス/中原小麦

2003/12/14
26歳になりました。でもいちおう年相応には生きてきてるんじゃないかなあ(笑い)。ちょっと前までは自分の意見みたいなものを、どうもあまり聞いてもらえてないんじゃないかと感じる場面も少なくなかったんですけど、最近はそんなことなくってちゃんと話を聞いてもらえてありがたいです。でもそれってただ年齢のおかげじゃなくて自分がなにをしているかに拠るのかな。しかしまだまだひよっこです。ご迷惑をおかけすることもあると思います。でもその時目の前にあることを自分なりに一生懸命やっていれば、わかってもらえると思っています。おもいやりというのは、そのとき自分だったらどうしてほしいのかを考えることが前提だと思うのですが、それが通じない相手っていうのもいるから難しいわけです。でもわたしと同じような感性の人がいるって信じて、わたしは想像力をふくらませてわたしがいいと思うことを日々やるのです。26歳もそんなかんじで毎日楽しくやっていきたいなあ。素敵なプレゼントを下さった方、どうもありがとう!! とても嬉しいです。いちばんのお返しは、わたしが自分の活動を堂々と全うすることだよね。お手紙を読んでいると本当に元気がでます。泣きそうになっちゃったりして…(笑い)。がんばるよー!!
《Today's tune》最初と最後のマジック/UNDER17

2003/12/13
この日の日記は、なんと書いていいかわかりません。わたしのボキャブラリーを超えた出来事がありました。わたしの周りの人、みんな泣いてた。わたしも泣きまくった。なんか超常現象みたいなものが起こった日。魔法とは音楽のことだともういちど信じることができた日です。わたしに音楽があってくれて、本当によかった。おこし下さった方々、お花をくださった関係者の方々、ありがとうございました。

本当にありがとう!!!!!
投稿日 12月14日(日)00時19分 投稿者 桃井はるこ

UNDER17のモモーイだよ!!!
今日はほんとうにほんとうにありがとう。
夢みたいでした。
というか、わたしが見ていた夢よりすごかったよ。

今日から、26歳。
「わたしなんて」みたいに思うのは、もうやめます。
みんなのおかげだよ。
そして、わたしのまわりのすばらしい仲間、
力を貸してくれる人のおかげだ。
本当にありがとう。
みんなすごい。

なんかね、なんとも、言葉では書ききれません。
これをまた歌にします。
そしてこのすばらしさを、
多くの人に伝えていきたいです。
すごくそういうことができるような、自信をいただけました。
わたしの夢が、誰かの、みんなの夢にもなるんだって。

本当にありがとう!!

書き込みありがとう。

今日はわたしのBBSへの書き込みを保存することで日記とかえさせていただきたいとおもいます。この気持ちを忘れずにこれからも生きていきます。ライブに来てくださった方、力を貸してくださった方、本当にどうもありがとうございました。ステージの上から見た、みなさんの最高の笑顔をわたしはずっと忘れません。本当にわたしは幸せ者だと思うのですよ。この顔を見ることができるなんてわたしはなんて幸せなんだろうかと。ほんとにみんな、いい顔をしてるんだよ。今日は本当にありがとう。そしてまた、同じ時間が過ごせることを楽しみにしています!! それまでみんなまたひとりひとり楽しく生きていこう。
《Today's tune》こたえ/UNDER17

2003/12/03
UNDER17のファーストアルバムにてベスト盤、「UNDER17 BEST1"美少女ゲームソングに愛を!!"」の発売日です。ほんとに感謝の気持ちでいっぱいです。アンセブの曲を採用していっしょに盛り上げてくださったメーカーの方々、ソングライティングの際に刺激をくださったクリエータの方々、曲作りの合間にやったイベントで声援をくれた方、曲の感想をくださった方。そしてこの1年半を一緒に駆け抜けたマネージャー、衣装のTROOP岡田氏、アンセブダンサーズ。ランティスのいとっちさん、つつみんさん、さくらいさん、井上社長はじめ皆様。 ジャケット撮影のときお世話になった久木カメラマン、いつもすばらしい魔法をかけてくださるヘア&メイクのコウジロウさん。野暮な説明なしでこのノリをわかってジャケットに素敵なセンスで昇華してくれたアートワークのオーバードライブデザインさん。美少女ゲームシーンとともにアンセブを結成当時から見続け、アンセブ自体という作品をライナーノーツで解説してくださったPC Newsの今編集長。そしてアンセブに力を下さったすべての方に、ありがとう。わたしはこの1年ちょっとの間、アンセブで曲を書きまくってきました。その作業は毎回毎回、25年間の人生のすべてを使って1曲1曲をアウトプットしたって感じでした。ポップソングっていうのは書けば書くほど、消耗するどころかどんどんけいけんちが上がってレベルアップすると信じて。 一聴するとおバカな曲ばかりだけど(笑い)、わたしは胸をはってアンセブをやってます。R&Bのアーティストが子供のころから教会に通いゴスペルを歌い音楽に親しんだように、わたしは子供のころからアニソンを聴きアイドルのイベントに通い…「21世紀、ほんものの萌えソングを作れるのは桃井はるこしかいない、わたしがやらなくて誰がやる!!」と啓示めいた確信を感じ、結成したUNDER17。18禁のゲームソングという見えない壁…まさに「国境は心の中にあるのだ」って感じだったから、わたしはファンとしてその違和感をとっぱらいたかった。わたしは何にむかって曲を作ってるのか、それは、つらいときも苦しいときもわたしを励まし勇気をくれたアニメやゲームやアイドルへのリスペクト、そして、わたしと同じようなものや空間を愛するまさに「同人」たち!! わたしと同じように、このノリを求めている人がいるはず、わかってくれる人といっしょに盛り上がれるはず、アンセブの活動に共感してくれる人がいると信じては、イベントやライブでのみなさんの声援にそんな予感を拡大・確信させてもらいつつ、やってきました。今日はいろんな人にこの曲たちを露骨にほめてもらえる日でした。ほんと幸せ。どうもありがとう!! これからも一緒に夢を見つづけようー!! 今日の日記の〆に。時には寝ず、時には食わず、曲を作り、ギターを弾き、ミックスをし、わたしの頑固なわがままを尊重してくれた小池雅也氏に感謝と敬意を表します。いままで本当にありがとう。これからもいっしょにもっともっと、ポップ&ロックしてきましょう!! そして…アルバムを聴いてくださってるあなた!! 本当にありがとう!! 明日も、同じ時代を楽しく生きてこう。(p.s.…へんなテンションですまん)
《Today's tune》恋のミルキーウェイ- Leonid meteors Version-/UNDER17

2003/12/02
おしゃれなサイトってどうして字が小さいのか。字が小さいほうがおしゃれに見えるからか(←あたりまえ)。昨日の日記で「既聴感」という言葉を使ったけど、これはわたしがよく自分の頭の中での議論で使うもので人に対しては使ったことがない言葉でした(笑い)。「既視感(deja vu=デジャヴュー)」に対して「既聴感(deja entendu=デジャアンタンデュ…フランス語自信ない)」。「以前どこかで聴いたことがあるような感覚」という意味だと思う。わたしはアンセブで、既聴感の中にもどこか驚きがある曲を作りたい。聴いた1回目からノレて、まさに親しみやすい音楽。どっかで聴いたような…でもそんな中に、ヴォーカルに面白い加工を使ってみたり、ロックの中にトランス風シンセの音色を入れてみたり。なによりわたしがオリジナルとして歌いたいことをほんものの言葉で書きおろし、それのいちばん効果的な聴こえ方を考える。…そうすると、2003年の意味があるポップスがドロップできると信じて。最近、わたしの曲が好きと言ってくれたり、歌詞に共感したという女の子からのメールをいただいて嬉しい。わたしはおたくであり、女だからね。ありがとう!! ライブ大変だとおもうけど、がんばって聴いててねー!! わたしもがんばるから(笑い)。出会い系サイトで知り合って本当に会う人の割合が増えていると、Yahoo!ニュースで読んだ(わたしはYahoo!ニュースしか読んでないんか。ZAKZAKも読んでるyo(゚Д゚))。メールや電話では「会った」ことがあるのにまだ会ったことがないっていう、初めてなのに初めてな気がしない「既会感」(これ何て読むんだ)って魅力的なのかもね。
《Today's tune》Together/Thomas Bangalter & DJ Falcon

2003/12/01
水道橋にてt.A.T.u.東京ドーム公演。Yahoo!ニュース通りがらがらだった。悪天候も手伝ってお客が一人もいないグッズ売り場でツアーグッズのマフラータオルを購入。チケットを引き換えた指定席でゆうゆうと見ていたのだが、わたしは好きよ!! 揶揄する人が多いけど、背中合わせにスタンバイして歌いだしを待つ二人組のロシア人女の子ってゆーのは萌えるよ!! …女子高生コスプレしてほしかったけどな。全曲統一感がありながら2000年代のポップ音楽の要素をバランスよく含み、アイドル的キャッチーさと極東特有ともいえるノスタルジックな既聴感に満ちている楽曲…。音楽を特別好きじゃない人が途中で聴き飽きない感じ。あー、桃井はトレヴァー・ホーンになりたい!! そいえば「ファン」のことをロシアでは「シュキ」って言うんですね。「好き」と似てておもろい。そのあと六本木で映画「フォーン・ブース」。世田谷の多国籍料理店で食事。
《Today's tune》Not gonna geu us/t.A.T.u.

2003年11月分の日記を読む

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