『モモイハルコ秘密の日記』

……もう、1999年。まだ、1999年。


1999/10/31
渋谷ビットツアーズにて「ポケラー発売イベント」出演。司会は流星野郎さん。ポケラーに顔を描いてもらうコーナーとか、アットホームな感じのイベントだった。出て行ったとき、みんな来てくださっていてうれしかったよー。参加してくださった方ほんとうにありがとう。みんなポケラー買ってくれていて感謝でした。デジカメとかで写真撮ってくださっている人も多かったよね。もしUPしてくれたらURLおしえていただけるとうれしいにゃ(リンクさせていただきたい^^)会場のビットツアーズはオープンしたての「セレクトショップ」だそうだ。「ゲームショップ」と紹介されることが多いけど、コンセプトに合った商品のみを扱うゲーム中心のお店という感じ。独特なマニアックさがありながらスタイリッシュで、スペイン坂の一等地にあっても浮いていないし、かといって目立っていた。 ポケラーイベントの写真/エルさん(ありがとう)
ポケラーのイベント終了後、ダッシュすれば東京ビッグサイトで開催されている「カーニバル」に間に合うとゆーことを発見。ダッシュで渋谷駅へ(待っててくださったのにちょっとごめんね) 気合いで、でもゆりかもめ(笑)。イベントはもう終わりっぽい雰囲気で人が少なかったけど、けっこうちゃんと観ることができて感激。てゆーか…当たり前のことかもしれないけど、CGってなんかいままでの映像とはまったく異種のものなんだね。それをものすごい密度で体感することができた。まさにライブだった。こんな空間他にないよ。でも、このすばらしい場所が存在するのは今日1日だけなんだよね。儚い。万博のよう。感動した。いろんな方にお会いできたのもうれしかった。羽田宗治さんの奈々ちゃんはやっぱり美しかったし、渡邊哲也さんとは妙に気が合う感じがしたし(笑)、うもとゆーじさんにはビデオをいただいちゃったし、秋元きつねさんにはじめましてなのにせがれをだっこさせていただいちゃったし、とみぞうちゃんさんと裏とみぞうちゃんさんにもはじめてお会いできたし…。パルテアの秋田さん夫妻&奈々ちゃんもいらっしゃってたよ(^^)…こんど、パルテアの人々の作品を集めたビデオを発売されたんだって。いやー、でもほんとに、強引に行ってよかった。わたしは「D's garage 21」に関わらせてもらえて幸せだなあ。明るい21世紀に向けてわたしもがんばろうと思いました。イベント終了後、秋元きつねさん、とみぞうちゃんさん達に車に乗せていただいてビーナスフォートへ。おしゃれでおいしいごはんをいただいたよ。ハロウィンに浮かれたモールをごきげんで歩いていたら、かぼちゃの飾りをもらった。にこにこで家路についた。今日はほんと超充実、サイコーだった!

1999/10/30
明日にそなえてまったり。スリーエフの「片手でごはん」はちょっとすごい。これってパソコンユーザのためのおにぎりだよ。

1999/10/29
文化放送。公開録音の応募のおハガキがもう結構来ていてうれしかった。今年〜来年は、いろいろイベントがありそう。楽しみだー。

1999/10/28
初台へ。アスキー地下会議室で64DDを触らせていただく。そのあと隣の部屋で行われていたDMA会議に乱入。エンドウ編集長がアタリ社のワッペン付きジャケット(デッドストック!)をebayで落札して買ったのに、あまりにもサイズが小さすぎて着られないという。モモイが着させてもらったら感動的にピッタリだったので、プレゼントしてもらってしまった。超ウレシイ!ありがとうございます。そろそろまた小籠包が食べたくなってきた。

1999/10/27
今日見つけたおもしろい看板。
微妙に違うとこがいい。

1999/10/26
収録。終わったあとそのへんでおしゃべりしていたら、伊藤裕子さんが控え室から出てきた。やっぱり一般的な日本人とは骨格とかからして違うなあというか、もう、フィギュアみたい。こういう何気ない時にふと綺麗な人だなあと改めて思う。帰りは神楽坂の某社におじゃました。大人の男性4人で、お魚屋さんへ行くということでわたしは遠慮させていただいた。お魚屋さんだけで終わったのかしら(とかゆう)。いいなー。

1999/10/24
ViVi12月号、女の子の欲しいものランキング1位はパソコン。2位のカルティエのラブブレスに勝ったのだ。なんかスゴイ。

1999/10/23
いつのまにか彼女は「プレアイドルの女王」と呼ばれるようになった。思春期の週末を僕たち(あえて僕たち)に捧げてくれた女のコが、姿を消してから2年。そして、生まれ変わって1年半。深く憂いを含んだ輝きをもつ瞳。このコが、1999〜2000年にどんな言葉を歌い、どう踊ったらいちばん輝くのだろうか。もうすぐ、そのとても大切なことに対するわたしなりの答えのひとつめを出す時がくる。とてもエキサイティングだよ。もう少ししたら正式に発表できると思う(まだないしょ)。

1999/10/22
今日も楽しくがんばった。「動物占い」小野坂さんはこじか、桃子ちゃんはペガサス、川口さんはコアラなんだそうだ…なんかオモシロイね(笑)。ちなみにわたしはチーターだ。当たってるかな? エゴグラムはなんかわたしはやるたびに結果がちがう(^^;)今日のはコレ。それにしてもインターネットでパッと結果がわかるものに慣れてしまうと雑誌に自分で書き込んだり得点を計算したりするのがほんとうに面倒くさくなってしまうものだなあ。家に帰ってきたら、居間にたらいが置いてあり、その中に亀のような生き物がいた。すっぽんだった。まだ甲羅の大きさは5cmくらい。超カワイイ! 父がデパートの物産展で買ってきたのだという。ペットとして飼うことにした。深夜、ドンキホーテへ。ひとりでお買い物していたとき、なんかとなく横を見たら、帽子をかぶった茶髪の男の人と思いっきり目が合ってしまった。ちょっとはずかしいと思って目をそらしたんだけど、ん? と思ってもういちど顔を見てみたら、某T○KI○(←伏字になってない^^;)のリーダーだった(笑)。テレビといっしょだなあと思った。そのあと、すれちがったおばちゃんが「リーダーがいるってよ!」と大騒ぎしていたりした。ドンキには芸能人が多いなあ。モモイもちょっとミーハー。

1999/10/21
編集者さん、某アーティストの方と打ち合わせに参加してから深夜お食事。あーん、わたしも一流の仕事ができるよーにがんばらないと。

1999/10/20
どうも体調がよくない。寒くなってきたなあ。

1999/10/19
携帯電話を変えたい。でもこのあいだ変えたばっかりだよー、もう。電話を変えたいっていうっていうことは何か満たされない部分があるんだなとか自己分析するけど、そんなことないよ。

1999/10/18
新宿の一連のお店がもっと遅くまでやっていてくれたらうれしいな。ごはんの後とかにおちついて優雅な気分でお買い物できたらいいのに。ヴェルニのシルバーのマーレイ(ヴィトンのつるりんとしたリュック)がいまだに欲しい。パソコン入れたい。でもリブレット本体と同じくらいの値段だよ(^^;)こまったものだね。

1999/10/17
夜が長くなったね。実は今は午前6時。東京の朝は綺麗だなあ。青いレンズの眼鏡をかけたみたいに、すべてのものがすきとおってひんやりと水に沈んだように見える。

1999/10/16
あしたは「孫の日」らしい…。そういえばこのあいだどこかのUHF局をなんとなくつけていたら『孫』というタイトルの演歌のビデオがかかっていた。演歌を聴く年齢層の共感をガッチリ得られそうで、今まであってもよかったのになかった、コンセプトのはっきりした歌だなあと思って聴き入ってしまった。やっぱり孫ってカワイイものかな。血縁関係にありながらそんなシビアに教育しなくてもいいから溺愛しちゃうみたいな感じかな。わたしには孫ができる日は来るのかな。

1999/10/15
夜、チャット。数日前のわたしの日記の中の「濁った水槽」っていう表現に共感したと言ってくださった方がいてうれしかった。ほんとは川の一部をせきとめて作ったプールみたいな感じがベターなんじゃないかなあ。まさに「めだかの学校」みたいな。 早朝、NHK-BSで『肉弾』。戦時中の話なのに妙にのほほんとゆーか、独特なノリがいい映画であった。

1999/10/14
『シックス・センス』試写。超おもしろかった。でもあんまり詳しくは言いたくないの…! 男の子の演技にすごく共感してしまった。とにかく観てみて。 関係ないけど、名前っておもしろいよね。たとえば「亀井静香」ってなんか合コンで知り合ったちょっと生意気な女のコ…もしくは図書委員の眼鏡っ娘っていう感じしない? 

1999/10/13
「恋」って結局、単なる本人の思いこみだとおもう。相手を好きだとか言いながら、自分の内側にわき起こる快感ってゆーか、ホルモンってゆーかを愉しんで酔ってるんだよ。だから対象がリアルでもバーチャルでも同じことなの。なんかかっこわるいね。だからこそ、かわいい恋がいい。こわい恋はいやだなあ。愛っていうのは突き詰めていったら自殺行為だきっと。とてもあぶないもの。恋と愛をまぜるな危険。

1999/10/12
体調がよくないので家で創作活動。『アンパンマンたいそう』の歌詞にわたしは何度励まされたことか。「もし自信をなくして/くじけそうになったら/いいことだけいいことだけ思い出せ」だよー。そうそう、いいことだけ思い出そう、みたいな。わたしって超しあわせだよ絶対。がんばろう。

1999/10/11
今日はいろんなことがあった。がんばったしごほうびもあったよ。夕方、有名情報番組のディレクター氏、某週刊ゲーム誌(って1誌しかないか^^;)の編集部の方々、CGアニメ(話題作)の製作に携わりつつ専門学校の先生である氏、元なぞなぞ仮面氏とインド料理屋さんへ。カレーおいしい。文字通りいい刺激になったお食事会だった。わたしも好きなことデキるかっこいい人になりたいなあ。

1999/10/10
体育の日なのに1日中家にいてしまったー。でも今日もお風呂中毒。お風呂OKなパソコンとかあったらいいよねー。ワイヤレスモデムがついてたりするの。

1999/10/09
ああ、お風呂サイコー。お風呂だいすき。でもうちの近くの某スーパーに好きなせっけんシャンプーが売ってなくなっちゃって、つらい。なので無印良品のを買ってきた。頭を洗うって、ほんときもちいいー。「せっけん」といいつつ、きっと合成洗剤も入ってるんだろうけどいいや。某『○ってはいけない』を読んでからかえってそう思うようになってしまった。わたしってあまのじゃくだから(笑)だって、ビタミンだって摂取しすぎたら体に悪いとかいうし、ヒトの精子にだって発癌性物質は含有されるとかいうでしょう。健康は大事だけど、そんなにおどかすなってかんじだよ。きっと、気持ちよければすべてよし。自分がかっこいいと思うように生きるのは大事なことだと思うけど。

1999/10/08
事情が事情だからって、先生が生徒のカバンを勝手にあさってノートの中見て、そこになにが書いてあったかを不特定多数に向けて堂々と発表しちゃうなんて。なんか自分が中学生だった頃の息苦しさを思い出してしまった。わたしはいつもびくびくしていた。実は周りの誰もを信用できないでいた。でもこれが世の中というものか、とか思っていた。濁った水槽の中だとも気がつかないで。

1999/10/07
愛するとはきっと…自分の気持ちを心から信じることだ。

1999/10/06
『電脳戦隊モモンガー』の打ち上げがあった。でも作家のトイザらスさんは欠席。モモイはなぜか宇多田ヒカルさんの『First Love』を何回も歌ったよ。うろおぼえだったんだけど、後半だんだん覚えて歌えるようになってきて楽しかった(笑) そのあと、テレビ○○ミュージック管理楽曲メドレー(笑) O野坂さんはやっぱり歌もお上手だ。

1999/10/05
先日の台湾の地震で亡くなった日本人の女性は、台湾人の男性と結婚する直前だったらしい。その彼とは、インターネットで知り合い、EmailやICQでやりとりするうちにお互いを好きあうようになった。そしてその日は彼に会うため台湾に滞在していたそうだ。この話を今日初めて友人に聞いた。胸が痛くなる。

1999/10/04
『ターザン』。おもしろかったよー(^^)オープニングが「シーマン」みたいー(笑) 樹々とか水の表現がすごくツルリン、ウルルン。ストレス解消〜。うーん、やっぱり映画の中でそのシーンに見合った歌が入ってるのっていいなあー。あとね、邦アニオタのわたしは、人物の顔の描き方に日本アニメ的ノリが感じられるような気がして親しみを感じた。でも、猛獣との生死をかけた闘いとか、そーゆうシーンはあんまりなかったよ。血もでないし…うーむ。なんか、ターザンが「きびしい」野生の中で生き抜いてるって感じがあんまりしなかったかも。子供が安心して観られるように、残酷にしないためなのかなあ。そういえば、わたしの父は子供の頃すごい繁華街のどまんなかに住んでいたそうで、映画館にこっそりしのびこんでよく「ターザン」の映画を観たと話してくれたなあ。ターザンが登場するとお客さんみんながわーっと歓声を上げて拍手するんですって。映画なのにーって思うけど、その頃は白黒モノラルでもVRだったんだね。個人的にはもういちど吹き替え版も観てみたいんだー。金城武さん(実はファンなの)が声をあててるそう。

1999/10/03
LAOXの新CM、小林亜星先生の曲はかっこいいなあ。「いっぱいぱーい」っていうフレーズはすごい。こーゆー小脳にダイレクトにクるような曲が作れるようになりたい。テレビ番組が録画できるVAIOのCM、LibrettoFFのCM…パソコンのCMにかわいい女の子が花盛り。そうだよっ、いまや女のコのほうが好奇心旺盛で実際パッとお金つかっちゃうし(使わせちゃう?^^;)、女のコがPCの前にいるほうが男のもOKなんだよぉぉ。

1999/10/02
『パーフェクトブルー』をあらためて観た。こんなに作り手の「アイドル論」を感じる映画はない。書き込みの妙な細かさも好き。主人公をあの岩男潤子さんが演じているというのも興味深すぎ。

1999/10/01
ああ、もう10月だよ。衣替えの日なのに暑かった。実は今日付けで新しい事務所にお世話になることになった。昨日新しいマネージャーさんと長話をしたのだけど、今日の収録のあとでお手紙をもらった。忙しい合間に書いたものだからはっきり言って乱筆乱文だったけど、すごくなんというか…。ボールペンの字と、汚れた封筒の感じとか、紙の手紙に隠されたパワー。これにいつでもツルピカな電子メールはかなわないのかも、とはじめて感じた。


1999年9月分の日記を読む

桃井はるこの『モモイズム宣言!』へ